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<サッカー>期待の新代表に早くも試練=内弁慶がたたりマレーシア五輪代表と引き分け

2009年8月、サッカー中国代表は東南アジア遠征を敢行しました。格下相手の2連戦でしたが、結果は2引き分け(うち1試合はPK戦で勝利)。期待が高まっていた高洪波監督の新チームは早くも試練に直面しています。

高洪波監督が就任したのは5月4日のこと。初戦となったドイツ代表との試合で1対1の引き分け。続く強豪・イランとの一戦では1対0で勝利し、幸先の良い船出となりました。3戦目となったサウジアラビア戦には1対4と惨敗したものの低迷が続く中国代表にとっては期待の持てる新チームの登場、かと思われました。

その期待が無残に打ち砕かれたのがこの夏の親善試合3連戦です。7月25日、ホームで行われたキルギスタンとの一戦では3対0と勝利したものの、8月12日に行われたアウェーのシンガポール戦では1対1の引き分け(親善試合ですがなぜかPK戦があり一応記録上は勝ったことになっています)。そして15日に行われたアウェーのマレーシア五輪代表との一戦も0対0の引き分けで終わりました。

シンガポールにせよマレーシアにせよ中国代表にとっては格下の相手。ましてやマレーシア戦はA代表ではなく五輪代表との試合です。ところが結果はもちろん試合内容でも同レベルの凡戦を演じることとなってしまいました。

・映画「レッドクリフ」などを使った中国サッカーを風刺するパロディ動画


高監督は中国代表にはフェルナンド・トーレス(スペイン代表のエースストライカー)はいないのだから新たに導入したショートパス戦術を突き詰めるしかないと現行の方針を貫くと強調、ボール支配率では一定の成果があったものの、前に向かう意識が足りなかったと反省点をあげています。

今回の遠征であらためて浮き彫りになったのがアウェーでの弱さ。17日付体壇週報が興味深い記事を掲載しています。なんと中国代表は2005年から27試合のアウェー戦を経験していますが、わずか6勝しかしていないとのこと。相手は北朝鮮、ミャンマー、マレーシア、パキスタン、イエメン、オーストラリア。オーストラリアをのぞく5チームは明らかな格下であり、ホームと比べればアウェーでの弱さがはっきりしていると指摘しています。

体壇週報によればアウェーでの弱さは代表チームに限らず、国内リーグでも共通している点とのこと。その最大の要因は審判であり、いわゆるホームアドバンテージが大きく作用しているそうです。近年、中国代表はホームで国際試合を戦う場合に中国人審判を起用することが多く、明らかにイエローカード、レッドカードに相当するプレーもお目こぼししてもらってきたと批判しています。高監督は長旅の疲れもあったと弁解していますが、AFCチャンピオンズリーグでは日韓のチームは東南アジアで圧勝していると体壇週報は指摘し、厳しく追及しています。

落ちるところまで落ちた感のある中国代表ですが、次の大きな大会は2011年アジアカップ、高監督がじっくりとチーム作りをする時間があると思っていましたが、このままではアジアカップ予選の突破すら不安になる状態。下手をすれば期待された新監督の更迭論が浮上することにもなりかねません。


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<サッカー>中国びいきの審判にオーストラリア代表が切れた!19歳以下女子代表で“キャットファイト”風乱闘が勃発

2009年8月3日、湖北省武漢市で開催されたサッカー・U19アジア女子選手権のグループリーグ・中国対オーストラリア戦の終了後、両チーム入り乱れての乱闘が起きました。7日、アジア・サッカー連盟(AFC)は両チームに合計1万2000ドルの罰金、もっとも悪質と判定されたオーストラリア選手に出場停止4試合の処分を下しました。

・乱闘場面を伝える動画

・乱闘の写真

・試合結果を伝えるCCTVのニュース。乱闘シーンは報道されなかったとのこと。


5日付東方早報によると、事件のあらましは以下のとおり。試合はまず中国代表が2対0とリードしましたが、オーストラリア代表が1点を消した後に混乱が生じたとのこと。パニック状態になった中国代表は時間稼ぎに終始し、ロスタイムはなんと7分、さらには中国のチームドクターにイエローカードが出るという不思議な事件も起きています。またオーストラリア監督は、PKをとってもらえなかったことにも不満を持っているとのこと。

こうした怒りが試合後についに爆発、本来ならば握手をして健闘をたたえ合うべき場面で激しい乱闘が発生しました。ブログ・中国四千年のフットボール通信(当確)はキャットファイトと評していますがさもありなん、髪やユニフォームをひっぱりあって肌まで見えてしまう醜態はもはやキャットファイトそのものです。

この問題についての東方早報の評価が秀逸なので引用します。「かつての“鉄のバラ”(中国女子サッカー代表の愛称)もだんだん男子サッカーに近づいてきたようだ。実力は落ちているのに、成績をあげようとするばかりにピッチ外の力を借りようとする。男子代表の「愛国の笛」(審判の中国よりの判定)はもはやみなが知っていることだが、今回の乱闘はさらにもう一つ上の段階へと進んでしまった。決勝トーナメントを目指す選手たちの気持ちは理解できるが、本当のファンがみたいのは選手たちの努力と実力の向上であり、対戦相手をも納得させファンが快哉を叫ぶことができる勝利だ。もしそうなった時に暴力行為をしかけてきたられたならば、中国のファンは相手が溺れ死ぬほどに唾を吐いて応援するだろう。しかし今はその唾を黙って飲み込むしかない。」

中国女子サッカーといえば、1991年の第1回女子ワールドカップを主催、1995年の第2回大会で4位、1999年の第3回大会で準優勝を収めた栄光の歴史を持っています。1999年の米国大会当時、わたしは中国に留学していましたが、夜更かしして孫雯選手率いる“鉄のバラ”の戦いに見入っていました。女子サッカーは決してメジャーなスポーツではありませんが、選手たちの見事な戦いぶりは中国全土を熱狂させていました。「男子代表も中国に学べ」というのが、中国人の合い言葉だったはずですが、気づけば男子代表の後を追い問題まみれとなってしまった中国女子サッカー。このまま低迷が続いてしまうのでしょうか。


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<サッカー>これがアウェーの洗礼か?!食中毒でチーム壊滅―吉林省

 2009年6月27日、中国サッカーリーグ甲級第11節が行われました(甲級はトップリーグ・超級の下位に属するカテゴリー。2部に相当)。全6試合が予定されていましたが、そのうち延辺対北京宏登の試合だけはキックオフ2時間前に中止という事態に。その理由はなんと集団食中毒です。

 28日付半島晨報によると、北京宏登チームは26日にアウェーとなる吉林省龍井戸市に到着しました。問題が起きたのは27日夜。夕食を食べた後、複数の選手が腹痛などの症状を訴え病院に運ばれました。原因は食中毒、28日時点でもまだ複数の選手が入院しているとのことです。

 とても試合ができる状態ではないため、試合開始2時間前になってから延期が決定しました。会場では中継の準備が進められているなど関係者にとっても寝耳に水の事態となったようです。

 27日付新浪網は、同事件に関する「いやらしい」ネットアンケートを実施しています。「この事件をどう見るか」との設問には選択肢が三つ。「なんともいえない」「夏に食中毒になるのは普通のこと」、そして「正常ではない。真相を徹底解明するべき」。28日夜時点では「真相を解明するべき」との選択肢が60%もの支持を集めています。いくら中国サッカーがアウェーチームに厳しいとはいえ、わざと食中毒にさせるようなことはないと思うのですが。。。



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「カンフーサッカー」健在なり=「跳び蹴り魔王」の一撃とサポーターの乱闘騒ぎ

 代表戦やACLで中国サッカーを見たことがある人は、その「カンフーサッカー」の暴虐ぶりをよくご存知でしょう。ただ相手が日本人だから、外国人だからあれほどのラフプレーをするのではと思っている人もいるかもしれませんがそうではありません。中国の国内リーグでも負けず劣らずの「カンフーサッカー」が展開されています。6月13日、中国スーパーリーグ第11節、北京国安対天津泰達の試合でまたも「カンフーサッカー」が炸裂してしまいました。


 問題のプレーを伝える動画



 映像を見てもらったほうが早いですが、明らかに間に合わないタイミングでゴールキーパーに突撃、ボールには目もくれず低空ドロップキックをかましています。しかも命中したのは一番危険なひざの内側。当然、キーパーは負傷退場しました。

 この傍若無人なラフプレーを行ったのは譚望嵩選手。実は彼には「前科」があります。昨年、北京五輪ではベルギー選手に跳び蹴りをかまし一発レッド。国内リーグでも跳び蹴りを見せ、あわや乱闘という騒ぎになりました。

 本人は「悪意はなかった」と主張しているようですが、躊躇なく跳び蹴りをかます姿は悪辣そのもの。無意識だとしたらそちらのほうが恐ろしいかもしれません。ラフプレーを繰り返す譚選手につけられたあだなは「混世魔王」「跳び蹴り魔王」。譚選手には5試合の出場停止と罰金2万5000元(約35万円)が科されました。

 ちなみにこの日はピッチの外でも事件が起きています。北京と天津は車で3時間ほどの近さということもあり、天津サポーターはバス15台の大応援団を送り込みました。ところが手違いで護衛のパトカーが到着せず。スタジアム付近でバスを見た北京サポーターは物を投げつけてバス2台のフロントガラスを破壊しています。

 試合中は衝突が起こらないよう両チームサポーターの席は隔離されているはずでしたが、なぜか天津サポーターの上の席に北京サポーターの一部が陣取っている不可解な運用。下に向かってペットボトルなどが投げ落とされ、天津サポーターの一部が負傷、出血するなどの騒ぎとなりました。

 天津人の友人に聞いた話だと、このサポーター間の争いはサッカーに興味がない市民にも広く知られているそうです。あるサポーターは天津のホームで必ず復讐すると発言(10月5日開催の第26節で天津対北京戦が予定)、また天津出身のラッパー・天津飯は北京国安を罵る歌を発表(Listen Nowのボタンをクリックすると曲を聞くことができます)、「おまえのオヤジは犬だ、母親は売春婦だ」といった過激な歌詞で注目を集めています。

 中国スーパーリーグの観客動員回復、代表新監督の就任と親善試合対ドイツ戦の引き分けなど明るいニュースが伝えられた矢先の残念な事件。今年も中国サッカーの迷走は続くのかと落胆させられました。


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安貞桓選手、大分トリニータのオファーを蹴って中国リーグ残留

6月4日付のエントリーでお伝えしましたが、サッカーの元韓国代表、安貞桓選手が中国の大連実徳からJリーグの大分トリニータへ移籍するとの噂が持ち上がっていました。12日、中国メディアは安貞桓選手が残留で契約を交わしたと報じています。よくまとまっている12日付、新聞晨報を抄訳します。


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 昨日、大連実徳はオフィシャルサイトで安貞桓選手の契約延長を発表した。契約期間は来年末までの1年半。すなわち安貞桓選手は大連実徳で選手生活を終える可能性が高いと見られる。

 安貞桓選手の代理人は5月15日よりクラブとの契約延長交渉を始めた(従来の契約は6月20日で終了、3か月間という短期契約だった)。代理人の要求は1年半の延長を求めるもの。クラブもこの点には同意したが、契約の細部についてまだ相違があった。その後、Jリーグの大分トリニータ、中国スーパーリーグの重慶力帆がオファー。大分トリニータにいたってはクラブ役員が大連に来るほどの熱の入れようだった。これにより延長契約の行方は錯綜を始めたが、しかし残留を求める大連サポーターの熱い声援もあり、安貞桓選手は残留を決めた。

 安貞桓選手は「大連に来たばかりのころは落ち着かず、中国スーパーリーグを選んだことがどんな結果になるのか分からないでいた。ただ苦しい時も大連サポーターがわたしを支えてくれたことに感動した。今回、1年半の延長契約を結んだことは、わたしが大連で仕事においても生活においても満足していることを表すものだ」とコメント。

 安貞桓選手は以前、「サポーターに無様な姿を見せたくない。だから1、2年以内には引退するだろう」と話している。すなわち今回の延長契約は34歳の安貞桓選手が中国で選手生命を終える決意を固めたことを示している。
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 なお12日付の半島晨報によると、当初の短期契約には安貞桓選手とクラブの双方が合意した場合、年俸30万ドルで年末まで契約を延長するオプションがあったとのこと。今回、そのオプションは使わず、さらに長期の契約を結んだわけですが、これまでの活躍から考えても年俸は30万ドル以上は間違いないだろうと指摘しています(具体的な年俸は非公開)。

大分トリニータのオファーをうまく条件交渉に使ったというところでしょうか。6月4日付のスポーツ報知では大分は年俸1500万円でオファーと条件面では完敗していますが、リーグの環境面や本ブログでもお伝えした「犬野郎」と罵倒された事件の影響もあって、Jリーグへの移籍はかなり有力視されてはいたのですが。。。

 安貞桓選手は決して体の強い選手ではないだけにカンフーサッカーに壊されるのではないかという懸念もありますが、ぜひ一踏ん張りしてもらいたいものです。現在、大連実徳の順位は6位。来年のACL出場もまだ視野に入る順位です。大連実徳のエースFWとして日本を訪問する機会があるかもしれません。


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