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1年前に修理した橋が豪雨で崩落=洪水見物の観光客ら50人以上が死亡―中国

豪雨の影響で橋が崩落、50人以上が命を落とす事故が起きました。なんとも悲惨な事件ですが、どうにも不可解というか、ありえない「人為的なミス」がかかわっている。

2010年7月24日、河南省洛陽市欒川県の伊河湯営大橋が洪水により崩落、水に飲まれて少なくとも50人が死亡した。28日、連合早報が伝えた。

洛陽市南の山間部に位置する欒川県は23日から24日にかけ、激しい豪雨が降り注いだ。そのため伊河の水位は大きく上がっていた。崩落当時、橋の上には現地住民や観光客など100人近くがいて、洪水を見物していたという。崩落により数十人が飲み込まれ、50人が死亡した。

全長153メートルの伊河湯営大橋は昨年、一部が崩落し、修理されていた。しかし橋面を張り直し、欄干を設置しただけで、基礎の強化は行われていなかったという。現地を取材した記者は崩落した断面に鉄筋は見えなかったと報じている。欒川県交通局関係者は、橋の設計は古く、耐久性が弱かったと弁明している。洪水で流されてきた樹木が橋の下をふさぎ、洪水の衝撃が増したのが崩落の原因だという。

生存者の一人、李向紅さんによると、崩落当時、橋の上には付近の村から集まった人々と旅行客など100人近い人がいたという。李さんもおいたちと一緒に見物していたが、橋が崩落し川に投げ出されてしまった。ショックで意識を失った李さんは数分後に目を覚ましたが、200メートルも下流の柳の木にひっかかっていたという。

河南大桥垮塌50人遇难(联合早报)



Kinbricks now★:1年前に修理した橋が豪雨で崩落=洪水見物の観光客ら50人以上が死亡―中国

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中国大手メディアの不思議報道=6年前の日本「女体盛り」記事を今さら転載

2010年7月21日、中国大手メディア・中国新聞網は、日本華字紙からの転載記事「華人の物語:中国人女性、日本で『女体盛り』の仕事をした屈辱の経験」を掲載した。中国のネット掲示板では日本人のエロさを叩く声が盛り上がっているようだが、記事の経緯には不可思議な点がある。

その筋書きは以下のとおり。北海道の芸術大学に留学した中国人女性・王娜(ワン・ナー)さん、大学には合格したものの学費がなくて困っていたところ、母のいとこの知り合いから「実は友人がレストランを開いたんだ。今、女体盛りのためのきれいな女性を捜している。(王さんのいとこの)安子さんは条件にぴったりだ」と話があり、王さんも一緒に「女体盛り」のアルバイトを始めた。スタイルの良さや処女であることが条件だったという。長時間動かないでいるための訓練などを受けた後、仕事を始めたが、客は、裸で横たわる王さんの体を無遠慮に批評するなど屈辱の体験だったという。

中国新聞網の記事はブログやネット掲示板に転載され、注目を集めた。日本人を批判する声だけではなく、王さんを「民族の恥」と批判する人もいるようだ。



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「裁判所なんて意味がない」?酷すぎる中国の官僚=悪辣な地方政府に怒った農民が決起

中国といえば、「法治」(法による統治)ではなく「人治」(権力者の裁量による統治)が特徴。そうした現実を象徴するかのような事件が起きてしまった。

省政府の一部門である国土庁が裁判所の判決を無視、それどころか判決と真反対の裁定を農民に強要した。もはや行政も司法も頼りにならないと絶望した農民は武器を持って決起、86人が負傷する騒ぎとなった。

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銅鉱山の汚水漏出事故=発覚から9日後の正式発表……奇々怪々の事件の真相とは―福建省

2010年7月12日、中国最大の黄金生産企業・紫金鉱業は汚染事件について正式に発表した。汚染事故の発覚から発表までに9日もかかったこと、当局が受験生に「魚を食べ過ぎるな」と事故を知っていたかのような通達を出すなど、多くの奇妙な問題がつきまとっている。13日、南方週末が伝えた。

12日午前、紫金鉱業株が売買停止となった。同社は中国最大の黄金生産企業にして、世界500強企業にもランクしている大企業。午後、同社は記者会見を開き、福建省龍岩市で起きた汚染事件について公式に発表した。福建省環境保護庁のサイトも事故に関する報告を掲載している。

環境保護庁のサイトによると、3日午前、紫金鉱業集団株式有限公司所有の銅鉱山にある汚水をためた池の逆浸透膜が破損。漏れ出した水が付近の川とダム湖を汚染し、魚の大量死を招く事故になったという。新華網の報道によると、死んだ魚の数は約190キロに達するという。

第一財経日報の取材に答えた紫金鉱業の劉栄春副総裁は、大雨という自然災害が原因であり、事故は予見不可能だったと弁明している。現地政府は死亡した魚については500グラムあたり6元(約78円)、養殖の魚については500グラムあたり12元(約156円)で回収しているという。その資金についてはとりあえずは県政府が負担し、最終的な賠償額が確定した後に紫金鉱業に請求することになる。

現在、現地市民が最も不安視しているのは、「魚が大量死する水を人間が飲んでも問題はないのか」という点にある。中広網に掲載された上杭県防疫駅の伝衛国福江機長によると、魚は銅汚染に弱く、1リットルあたり0.1グラムで中毒を起こし、死亡するという。しかしこの程度の量では「気持ち悪くなるかもしれないが、中毒にはならない」とコメントしている。

今回の事故は紫金鉱業による初の汚染事故ではない。雑誌・新世紀の報道によると、中国文化保護部は今年5月、紫金鉱業の汚染事故を報告している。同鉱山の汚水処理システムは昨年9月に稼働停止されており、汚染された排水は直接ダム湖に排水されていたという。今年5月、中国環境保護部は環境面で問題のある上場企業11社を名指しで批判したが、紫金鉱業はその筆頭にあげられていた。

問題はこれだけではない。今年の大学入試試験(6月7日、8日)直前、上杭県にある20以上もの高校は現地教育局から緊急の通達を受け取った。内容は「大学入試を受ける学生は魚を食べ過ぎないように」との注意だったという。事情に詳しい関係者によると、雨期に突入したため、紫金鉱業の排水が流れ込んだダム湖から重金属を含んだ水が上杭県河川に流入、魚の大量死を引き起こしていたことが原因だという。

なぜ魚の大量死が確認されてから9日が過ぎてから公表されたのだろうか。紫金鉱業証券部の趙挙剛総経理は「問題が発生した時、まず原因を調査し、明らかにしてから市民に伝える。そうすればパニックにならない」と弁明した。

福建省環境保護庁のサイトによると、河川の水質は改善されつつあり、飲料水への影響はないという。あるメディアによると、龍岩市政府と紫金鉱業はきわめて深い関係にあったという。元上杭県副県長の鄭錦興氏は2006年から2009年にかけて紫金鉱業理事会主席の座にあり、主席の職を去った現在は武平県副県長についている。

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日本人AV女優が中国侵略の罪を体で謝罪?!報道は完全なデマだった!

2010年6月5日、台湾メディア・NowNewsは「AV女優・鈴木杏里が日本人のために贖罪=無料で中国人留学生とエッチ」を掲載した。日本の侵略の罪を償うため、中国人に体をささげているという内容だが、鈴木さんはブログでまったくのでたらめだと否定した。

NowNewsは、鈴木さんを名門大学で「日本の中国侵略」を研究し、歴史学博士号を取得した高学歴の持ち主と紹介。「中国人とベッドをともにすることで、日本の罪を償っている」との発言を報じた。記事は他の中国語メディア、ネット掲示板に転載されたばかりか、日本のネットニュースにも翻訳、掲載される騒ぎとなった。

ところがこのニュース、まったくのでたらめだという。日本のアダルトビデオを紹介する台湾の人気ブログ「AV No.1」は2008年4月の記事でネットに流れるAV関連のデマとして、鈴木さんの「贖罪」話を取り上げていた。数年前から流布しているデタラメなうわさ話だという。同ブログは7日、今回の報道に関するエントリーを掲載、「記者はネタを拾う時にはよく確かめて欲しい。そうでなければ笑い話になるのはまだいいほうで、今回のように海外でも恥をさらすことになる」と苦言を呈した。

また鈴木さん本人は7日、ブログを更新。「私は鈴木杏里という名前で成人向けDVDに出演をしているが、この記事で真実なのはそれだけだ」と記事を批判した。「私は台湾に行ったこともないし、ここしばらくインタビューと名のつくものなんて一本も受けていない。『大学で歴史を学んだ』ともあるが、私は大学に行っていない。当然卒業もしていない。中国人留学生の知り合いもいない。『ベッドをともに』するわけがない。私は今の業界に入ってから、成人向けDVDの撮影以外に誰かとベッドを共にしたことがないのだ。私だって海外のゴシップ雑誌などは大好きだから、デマだとわかっていても面白く読んでいたが、これほど嘘偽りで何もかもが固められているとは(そういう場合もあるとは)思わなかった」とつづり、突然身に覚えのないニュースが流れたことに驚きを露わにした。



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