映画「建国大業」をめぐり激論=「愛国者」じゃなきゃ芸能人はつとまらない?!

9月15日付レコードチャイナ「「おてんば女優」ヴィッキー・チャオが宣言「結婚相手います」―北京市」
「結婚相手はいるの?」との質問には、「そうね、いるわよ」と、素直に答えた。
ですって!俺のヴィッキー・チャオ(趙薇)がっっっ。
と軽く(?)ショックを受けましたが、ちょっと面白かったのはその後、「「わたし、愛国者だもの。シンガポール人となんて結婚しないわ。もちろん結婚引退もあり得ない」と、キッパリ言い放った」とのコメント。ちょっとなんだかなぁという発言ですが、日章旗ワンピース事件なんてあったから、がんばって愛国者アピールをしないといけない事情もあるのかなと勝手に気持ちをくんでみたり。

ジェット・リーの場合といい、コン・リーの場合といい、ネット世論は「著名人の愛国心」チェックを欠かさないので、いかに「叩かれないようにするか」はみなさん頭の痛いところでしょう。
「愛国心チェック」で今、話題となっているが建国60周年記念映画「建国大業」。「撮影現場にはアクションスターのジェット・リーや、タン・グオチャン(唐国強)、ジャン・グオリー(張国立)ら」がそろったというスターそろい踏みの映画ですが、役者のうち21人が外国籍取得者だとして、ネットでは話題になっています。
その一方で海外に留学したい、外国で働きたいという夢を持っている人が多いのも面白いところ。華僑が多い福建省や広東省だと親戚が外国籍という人も少なくないだけに、むしろ日本人よりも国籍へのこだわりはないんじゃないかと感じるところも多いです。
結局、「愛国」を求めるネット世論はネタというか、同調圧力といったものに過ぎないのかもしれません。


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酒井法子失踪で中国メディアが過熱報道=官製メディアも大々的に報じる
8月4日付エントリー「中国を制したスーパーアイドル・酒井法子の人気は不滅」で、90年代の異常なまでの酒井法子人気といまだに根強いファンがいることをお伝えしましたが、失踪のニュースは予想をはるかに上回る勢いで話題となり、過熱報道が続いています。
中国中央電視台(CCTV)をはじめとするテレビ各局が失踪を報じたほか、グーグル中国のホットキーワードランキングによると女性タレント部門の1位に、グーグルニュースアクセス数ランキングの1位と3位に入っています。CCTVや人民網などお堅い官製メディアまでもが大々的に取り扱っているのはちょっと驚きです。
もちろん各新聞メディアは過熱報道合戦に突入しています。日本での報道内容がほぼすべて伝えられているのはもちろんのこと、「ネットユーザーのうわさ:飛び降り自殺未遂で病院に入院中」といったいいかげんな記事も飛び交っている始末。関係のない「日本女性タレントの現状」を伝えて記事に仕立てているケースまでもありました。
今後も安否が確認されるまでメディアの狂騒曲は続きそうです。

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中国中央電視台(CCTV)をはじめとするテレビ各局が失踪を報じたほか、グーグル中国のホットキーワードランキングによると女性タレント部門の1位に、グーグルニュースアクセス数ランキングの1位と3位に入っています。CCTVや人民網などお堅い官製メディアまでもが大々的に取り扱っているのはちょっと驚きです。
もちろん各新聞メディアは過熱報道合戦に突入しています。日本での報道内容がほぼすべて伝えられているのはもちろんのこと、「ネットユーザーのうわさ:飛び降り自殺未遂で病院に入院中」といったいいかげんな記事も飛び交っている始末。関係のない「日本女性タレントの現状」を伝えて記事に仕立てているケースまでもありました。
今後も安否が確認されるまでメディアの狂騒曲は続きそうです。


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中国を制したスーパーアイドル・酒井法子の人気は不滅
それは1998年12月のことでした。当時、私は中国の大学に留学していたのですが、その留学生宿舎に友人の梁くんが息せき切って駆けつけてきました。「知っていますか?大変なことが起きました」と息も整わないうちに話す梁くん。びっくりする私を前にこう言葉を続けました。「酒井法子が結婚したんですよ!相手はプロサーファーです」、と。
2009年8月3日、酒井法子の夫・高相祐一容疑者が覚醒剤所持容疑で逮捕されました。このニュースを見て、11年前の記憶がよみがえったという次第です。それにしても中国での酒井法子人気は異常なほどでした。
テレビドラマ「ひとつ屋根の下」「星の金貨」のヒットを背景に台湾、香港、大陸など中国語圏で人気が爆発、1992年には台湾、1998年には香港でコンサートが開催されました。テレビもえんえんとコンサートを再放送しており、梁くんのようなファンを生むのも納得の状況でした。1990年代前半は日本のテレビドラマや音楽のアジアにおける影響力という観点から見れば一つのピークでしたが、酒井法子以上に愛されたタレントはいないのではないでしょうか。
・台湾コンサートでの中国語版「夢冒険」。
・1992年、台湾のテレビ番組に出演。
驚くべきは結婚・出産後、メディアでの露出は減っているのにいまだに根強い人気を保っていること。例えば中国語版のウィキペディアは日本語版をはるかに上回る充実ぶり。しかも「女の子から女性へ:成人式を迎えて」といった思い入れたっぷりの記述でファンの愛がうかがい知れます。2007年には日本文化イメージ大使に選ばれ中国を訪問しましたが、メディアは大々的に報道しましたし(2007年9月18日付レコードチャイナ)、今春発表された日中合作映画「夢の壁」への出演は、「あの酒井法子が復活」と大々的に報じられました。
今回は残念な事件で注目を集めてしまいましたが、多くのファンが待っているだけに今後も年齢を重ねての新たな魅力で活躍して欲しいと願っています。

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2009年8月3日、酒井法子の夫・高相祐一容疑者が覚醒剤所持容疑で逮捕されました。このニュースを見て、11年前の記憶がよみがえったという次第です。それにしても中国での酒井法子人気は異常なほどでした。
テレビドラマ「ひとつ屋根の下」「星の金貨」のヒットを背景に台湾、香港、大陸など中国語圏で人気が爆発、1992年には台湾、1998年には香港でコンサートが開催されました。テレビもえんえんとコンサートを再放送しており、梁くんのようなファンを生むのも納得の状況でした。1990年代前半は日本のテレビドラマや音楽のアジアにおける影響力という観点から見れば一つのピークでしたが、酒井法子以上に愛されたタレントはいないのではないでしょうか。
・台湾コンサートでの中国語版「夢冒険」。
・1992年、台湾のテレビ番組に出演。
驚くべきは結婚・出産後、メディアでの露出は減っているのにいまだに根強い人気を保っていること。例えば中国語版のウィキペディアは日本語版をはるかに上回る充実ぶり。しかも「女の子から女性へ:成人式を迎えて」といった思い入れたっぷりの記述でファンの愛がうかがい知れます。2007年には日本文化イメージ大使に選ばれ中国を訪問しましたが、メディアは大々的に報道しましたし(2007年9月18日付レコードチャイナ)、今春発表された日中合作映画「夢の壁」への出演は、「あの酒井法子が復活」と大々的に報じられました。
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