＜サッカー＞新型インフル禍の重慶が復帰戦＝快勝するも残留の道険しく―スーパーリーグ第25節
2009年9月26、27日、中国スーパーリーグ第25節が開催されました。
首位争いはまだまだ混沌としているものの（前節終了時2位の長春が今節は5位に！）、2位以下にずらりとおなじみのチームが。
また今節最大の注目は新型インフルエンザで主力選手が倒れ試合延期が続いていた重慶力帆が9月5日以来となるリーグ戦復帰を果たしました。最下位に沈んでいた同チームは「新型インフルエンザで試合ができなかった！今年の降格はなしにして！」とごり押しするとのうわさがまことしやかにささやかれていました。3週間にわたり試合延期が続いていただけにわたしもすっかりうわさを信じていたのですが、がせだったのか、はたまた「無理を言うな」としかられたのか。
・動画は重慶対江蘇
ともあれ2対0の快勝で復帰戦を飾ったわけですが、降格回避はまだまだ遠い道程。しかも延期となった3試合を消化する必要があり、1か月に8試合をこなすという強行日程が待っています。
金融危機の最中ということもあり、降格イコールチーム消滅の可能性があるともささやかれているだけに、重慶力帆の選手、そしてサポーターにとってはきっつい1か月となりそうです。
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首位争いはまだまだ混沌としているものの（前節終了時2位の長春が今節は5位に！）、2位以下にずらりとおなじみのチームが。
また今節最大の注目は新型インフルエンザで主力選手が倒れ試合延期が続いていた重慶力帆が9月5日以来となるリーグ戦復帰を果たしました。最下位に沈んでいた同チームは「新型インフルエンザで試合ができなかった！今年の降格はなしにして！」とごり押しするとのうわさがまことしやかにささやかれていました。3週間にわたり試合延期が続いていただけにわたしもすっかりうわさを信じていたのですが、がせだったのか、はたまた「無理を言うな」としかられたのか。
・動画は重慶対江蘇
ともあれ2対0の快勝で復帰戦を飾ったわけですが、降格回避はまだまだ遠い道程。しかも延期となった3試合を消化する必要があり、1か月に8試合をこなすという強行日程が待っています。
金融危機の最中ということもあり、降格イコールチーム消滅の可能性があるともささやかれているだけに、重慶力帆の選手、そしてサポーターにとってはきっつい1か月となりそうです。
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＜サッカー＞中村俊輔の後継者は中国人選手？！鄭智がセルティック加入―スコットランド
2009年9月25日、サッカー・スコットランドリーグのセルティックは鄭智選手と正式な契約を交わした。セルティックといえば、昨シーズンまで日本代表の中村俊輔選手が所属していたことで知られる。セルティックの顔として大活躍した中村選手の穴を埋めることができるのか、地元ファン、そして中国サッカーファンの熱い期待が寄せられている。
鄭選手は1980年生まれ。当初はディフェンダーだったが後にミッドフィルダーにコンバートしている。強靱なフィジカルと得点能力の高さが売りで、中国スーパーリーグ2006年シーズンでは、中盤の選手ながら21得点を挙げた。その後、英国のチャールトンに移籍し、プレミアリーグで1得点、チャンピオンシップ（2部リーグ）で8得点を挙げている（途中、契約の関係から元所属チームの山東魯能に一時復帰）。しかし昨シーズンは出場機会を得られず自由契約となっていた。
期待も高まる一方で現地ではその実力を疑問視する声も上がっているという。セルティックは2005年に中国人の杜威選手を獲得したが、初出場したカップ戦で3失点にからむ最悪の出来。なんと初出場の試合が同チームでの最後の試合になってしまった。その再来になるのではとの不安も漏れ聞こえるが、鄭選手は入団会見で「ぼくは中村選手でも杜選手でもない」ときっぱり主張している（26日付新浪網）。
・鄭選手出演のコマーシャル
鄭選手は1980年生まれ。当初はディフェンダーだったが後にミッドフィルダーにコンバートしている。強靱なフィジカルと得点能力の高さが売りで、中国スーパーリーグ2006年シーズンでは、中盤の選手ながら21得点を挙げた。その後、英国のチャールトンに移籍し、プレミアリーグで1得点、チャンピオンシップ（2部リーグ）で8得点を挙げている（途中、契約の関係から元所属チームの山東魯能に一時復帰）。しかし昨シーズンは出場機会を得られず自由契約となっていた。
期待も高まる一方で現地ではその実力を疑問視する声も上がっているという。セルティックは2005年に中国人の杜威選手を獲得したが、初出場したカップ戦で3失点にからむ最悪の出来。なんと初出場の試合が同チームでの最後の試合になってしまった。その再来になるのではとの不安も漏れ聞こえるが、鄭選手は入団会見で「ぼくは中村選手でも杜選手でもない」ときっぱり主張している（26日付新浪網）。
・鄭選手出演のコマーシャル
＜サッカー＞首位・河南敗戦でさらなる混戦へ＝上海が圧勝で優勝に望み―スーパーリーグ第24節
2009年9月19～20日、中国スーパーリーグ第24節が開催されました（長沙対重慶の試合のみ22日開催）。
・24節試合結果
深圳 2-2 北京
江蘇 4-1 杭州
成都 1-1 大連
長春 1-1 青島
山東 1-1 広薬
上海 4-0 天津
長沙 22日 重慶
・9月20日時点順位表
勝 分 敗 勝ち点
1 河南 10 8 6 38
2 長春 10 7 7 37
3 北京 9 10 5 37
4 山東 9 10 5 37
5 江蘇 9 8 7 35
6 大連 9 8 7 35
7 上海 9 7 8 34
8 広州 9 7 8 34
9 天津 9 7 8 34
10 陝西 8 7 9 31
11 青島 7 10 7 31
12 成都 8 5 11 29
13 杭州 7 6 10 27
14 長沙 5 11 7 26
15 深圳 6 7 10 22
16 重慶 3 6 12 15
首位の河南が敗戦し、混戦がさらにわけわからない状態に。なんと9位までが勝ち点差4にひしめいています。優勝、そして来年のACL出場権（上位4チーム）を賭けた争いは最後まで白熱しそうです。
・上海対天津ダイジェスト。ホーム・上海が天津の「豆腐ディフェンス」を切り裂き4-0と圧勝
注目の一戦、上海対天津ですが、なんと4対0という虐殺ショーに。上海は順位を7位にあげ、優勝戦線に踏みとどまりました。天津は前々節のアウェー・山東戦に続く4失点。「豆腐ディフェンス」と揶揄されています。トンマージいるのに。。。上の動画を見ていただければわかりますが、4失点で済んでヨカッタネという内容。一応、天津を応援しているので、かなりせつないことになりました。。。
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・24節試合結果
深圳 2-2 北京
江蘇 4-1 杭州
成都 1-1 大連
長春 1-1 青島
山東 1-1 広薬
上海 4-0 天津
長沙 22日 重慶
・9月20日時点順位表
勝 分 敗 勝ち点
1 河南 10 8 6 38
2 長春 10 7 7 37
3 北京 9 10 5 37
4 山東 9 10 5 37
5 江蘇 9 8 7 35
6 大連 9 8 7 35
7 上海 9 7 8 34
8 広州 9 7 8 34
9 天津 9 7 8 34
10 陝西 8 7 9 31
11 青島 7 10 7 31
12 成都 8 5 11 29
13 杭州 7 6 10 27
14 長沙 5 11 7 26
15 深圳 6 7 10 22
16 重慶 3 6 12 15
首位の河南が敗戦し、混戦がさらにわけわからない状態に。なんと9位までが勝ち点差4にひしめいています。優勝、そして来年のACL出場権（上位4チーム）を賭けた争いは最後まで白熱しそうです。
・上海対天津ダイジェスト。ホーム・上海が天津の「豆腐ディフェンス」を切り裂き4-0と圧勝
注目の一戦、上海対天津ですが、なんと4対0という虐殺ショーに。上海は順位を7位にあげ、優勝戦線に踏みとどまりました。天津は前々節のアウェー・山東戦に続く4失点。「豆腐ディフェンス」と揶揄されています。トンマージいるのに。。。上の動画を見ていただければわかりますが、4失点で済んでヨカッタネという内容。一応、天津を応援しているので、かなりせつないことになりました。。。
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＜サッカー＞大混戦の優勝争い＝北京首位陥落で韓国人監督解雇―スーパーリーグ第23節結果
2009年9月15日～17日、中国スーパーリーグ第23節が開催されました。
・23節試合結果
北京 0-2 長春
広州 1-2 成都
大連 1-0 江蘇
山東 1-2 河南
天津 0-1 陝西
青島 2-1 上海
杭州 1-1 長沙
重慶 延期 深圳
新型インフルエンザの集団感染が発生した重慶の試合は前節に続いての延期となっています。
・9月17日時点順位表
勝 分 敗 勝ち点
1 河南 10 8 5 38
2 長春 10 6 7 36
3 北京 9 9 5 36
4 山東 9 9 5 36
5 天津 9 7 7 34
6 大連 9 7 7 34
7 広州 9 6 8 33
8 江蘇 8 8 7 32
9 上海 8 7 8 31
10 青島 7 9 7 30
11 陝西 7 7 9 28
12 成都 8 4 11 28
13 杭州 7 6 9 27
14 長沙 5 11 7 26
15 深圳 6 6 10 21
16 重慶 3 6 12 15
・北京対長春のダイジェスト動画
前節トップの北京が3位に後退、替わって前節3位の河南がトップに浮上しました。残り7試合を残して16チーム中、上位8チームが勝ち点差6でひしめきあうという自体に。凄まじいばかりの混戦です。
注目は北京国安の韓国人監督・李章洙監督が解任されたこと。前節まで首位、1回負けたばかりで解任かよと驚きました。ただホームが圧倒的優位な中国スーパーリーグで、今シーズン初のホームでの敗戦を喫したこと、19節から21節までのホーム3連戦を1勝2分と振るわない結果で終わったことが影響したのでしょうか。新浪網のネットアンケートでは、李監督退任を惜しむ声が強いようで、フロントの決断が吉と出るのか、注目されるところではあります。
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・23節試合結果
北京 0-2 長春
広州 1-2 成都
大連 1-0 江蘇
山東 1-2 河南
天津 0-1 陝西
青島 2-1 上海
杭州 1-1 長沙
重慶 延期 深圳
新型インフルエンザの集団感染が発生した重慶の試合は前節に続いての延期となっています。
・9月17日時点順位表
勝 分 敗 勝ち点
1 河南 10 8 5 38
2 長春 10 6 7 36
3 北京 9 9 5 36
4 山東 9 9 5 36
5 天津 9 7 7 34
6 大連 9 7 7 34
7 広州 9 6 8 33
8 江蘇 8 8 7 32
9 上海 8 7 8 31
10 青島 7 9 7 30
11 陝西 7 7 9 28
12 成都 8 4 11 28
13 杭州 7 6 9 27
14 長沙 5 11 7 26
15 深圳 6 6 10 21
16 重慶 3 6 12 15
・北京対長春のダイジェスト動画
前節トップの北京が3位に後退、替わって前節3位の河南がトップに浮上しました。残り7試合を残して16チーム中、上位8チームが勝ち点差6でひしめきあうという自体に。凄まじいばかりの混戦です。
注目は北京国安の韓国人監督・李章洙監督が解任されたこと。前節まで首位、1回負けたばかりで解任かよと驚きました。ただホームが圧倒的優位な中国スーパーリーグで、今シーズン初のホームでの敗戦を喫したこと、19節から21節までのホーム3連戦を1勝2分と振るわない結果で終わったことが影響したのでしょうか。新浪網のネットアンケートでは、李監督退任を惜しむ声が強いようで、フロントの決断が吉と出るのか、注目されるところではあります。
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＜サッカー＞新型インフルで1試合が延期に＝スーパーリーグ第22節結果
2009年9月12日、中国スーパーリーグ第22節が開催された。試合結果は以下の通り。
・22節結果
陝西 1-0 青島
成都 3-2 河南
江蘇 3-1 広薬
深セン 4-0 長春
山東 4-0 天津
長沙 1-1 大連
上海 1-1 北京
重慶 延期 杭州
・9月12日時点順位表
順位 チーム 勝 分 敗 勝ち点
1 北京 9 9 4 36
2 山東 9 9 4 36
3 河南 9 8 5 35
4 天津 9 7 6 34
5 長春 9 6 7 33
6 広州 9 6 7 33
7 江蘇 8 8 6 32
8 上海 8 7 7 31
9 大連 8 7 7 31
10 青島 6 9 7 27
11 杭州 7 5 9 26
12 陝西 6 7 9 25
13 長沙 5 10 7 25
14 成都 7 4 11 25
15 深セン 6 6 10 21
16 重慶 3 6 12 15
・動画は山東対天津
本ブログ12日付エントリーで取り上げた深セン、未払い給与が支払われたのが効いたのか、4対0の圧勝です。下位チームがそろって勝利したので、まだ15位のままではありますが。それにしても見事なまでにホームチーム優位ですね。
さて今節注目（？）はなんといっても重慶対杭州の一戦。前節終了後、重慶力帆の選手8人がH1N1A型インフルエンザ（いわゆる新型インフルエンザ）に感染したため、試合は延期となりました。前節の対戦相手・大連実徳には現在、感染者はいないとのことですが、今後感染が拡大すれば、リーグ全体が休止する可能性もあるとまで言われています。
中国衛生部の11日の発表によれば、8月24日から9月10日までに確認された新型インフルエンザ感染者は3996人で、激増しているとのこと（12日付レコードチャイナ「＜新型インフル＞8月後半から感染者激増＝都市部だけでなく全国に拡大へ―中国」）。一方、同11日に日本の厚労省は、8月31日から9月6日の１週間で医療機関を受診したインフルエンザ患者は推計約15万人、大半は新型インフルエンザの感染とみられると発表しています（12日付毎日新聞）。
文字通りけたが違うわけですが、医療費がバカ高く一般市民が病院にかかりたがらない中国のこと、当局が把握している患者数と実数には相当な隔たりがありそうです。新型インフルエンザが最終的にどれほどの被害を与えるのかは未知数なわけで、心配が杞憂であることを祈るばかり。正直、リーグ戦延期ぐらいで終われば御の字なのかなとも思ったりします。
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・22節結果
陝西 1-0 青島
成都 3-2 河南
江蘇 3-1 広薬
深セン 4-0 長春
山東 4-0 天津
長沙 1-1 大連
上海 1-1 北京
重慶 延期 杭州
・9月12日時点順位表
順位 チーム 勝 分 敗 勝ち点
1 北京 9 9 4 36
2 山東 9 9 4 36
3 河南 9 8 5 35
4 天津 9 7 6 34
5 長春 9 6 7 33
6 広州 9 6 7 33
7 江蘇 8 8 6 32
8 上海 8 7 7 31
9 大連 8 7 7 31
10 青島 6 9 7 27
11 杭州 7 5 9 26
12 陝西 6 7 9 25
13 長沙 5 10 7 25
14 成都 7 4 11 25
15 深セン 6 6 10 21
16 重慶 3 6 12 15
・動画は山東対天津
本ブログ12日付エントリーで取り上げた深セン、未払い給与が支払われたのが効いたのか、4対0の圧勝です。下位チームがそろって勝利したので、まだ15位のままではありますが。それにしても見事なまでにホームチーム優位ですね。
さて今節注目（？）はなんといっても重慶対杭州の一戦。前節終了後、重慶力帆の選手8人がH1N1A型インフルエンザ（いわゆる新型インフルエンザ）に感染したため、試合は延期となりました。前節の対戦相手・大連実徳には現在、感染者はいないとのことですが、今後感染が拡大すれば、リーグ全体が休止する可能性もあるとまで言われています。
中国衛生部の11日の発表によれば、8月24日から9月10日までに確認された新型インフルエンザ感染者は3996人で、激増しているとのこと（12日付レコードチャイナ「＜新型インフル＞8月後半から感染者激増＝都市部だけでなく全国に拡大へ―中国」）。一方、同11日に日本の厚労省は、8月31日から9月6日の１週間で医療機関を受診したインフルエンザ患者は推計約15万人、大半は新型インフルエンザの感染とみられると発表しています（12日付毎日新聞）。
文字通りけたが違うわけですが、医療費がバカ高く一般市民が病院にかかりたがらない中国のこと、当局が把握している患者数と実数には相当な隔たりがありそうです。新型インフルエンザが最終的にどれほどの被害を与えるのかは未知数なわけで、心配が杞憂であることを祈るばかり。正直、リーグ戦延期ぐらいで終われば御の字なのかなとも思ったりします。
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