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「校庭が湖に代わった」豪雨の広西チワン族自治区で冠水被害相次ぐ

中国の通信社、中国新聞社電などによると、広西チワン族自治区で2日までに、豪雨による土砂崩れや洪水で、少なくとも22人が死亡、二十数人が行方不明となった。

同自治区玉林市で2日、土砂崩れが発生し、11人が死亡、19人が行方不明となり、3人が負傷した。梧州市でも1日から2日にかけ、土砂崩れで家屋が倒壊し、6人が死亡、6人が行方不明になるなどした。

土砂崩れと洪水で22人死亡 中国広西チワン族自治区 - 47NEWS(よんななニュース)



広大な中国ではいつもどこかで干ばつ、水害が起きているような気もしますが、今回の広西チワン族自治区の豪雨はなかなかの規模のもよう。同区来賓市の低地部では学校が完全に冠水。住民はボートでおでかけといった状況になっています。もう丸二日も冠水は続いているのだとか。

広西チワン族自治区の豪雨。

広西チワン族自治区の豪雨。


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「ケンタッキーはオアシスです」中国のきっついトイレ不足

上海の一等地・徐家匯。
その街頭で真っ昼間にいきなりおしりをむきだしにした女性が1人。と、いきなりしゃがみこんでおしっこを始めた……。

という写真がネット掲示板に貼られて、なぜか話題となっています。

上海街头出洋相 内急女子就地便溺_欢迎访问长寿网(←問題の写真あり)

「ちょっとおかしい人だね」の一言で済みそうなものですが、「中国人の道徳心の問題だ」と憤る声から「中国の街中にトイレの数が少なすぎるから」「標識がないから」と行政の問題を指摘する声も。なんでも普遍的な問題として読み解く中国の社会派ネットユーザーには恐れ入りますが、ちょっと無理筋じゃないの?!

それはさておき、中国のトイレ事情は厳しい。個室に分かれてないため、みなが踏ん張っている姿を一望できる「ニーハオトイレ」が有名ですが、それ以前に公衆トイレの数が少なすぎるのが辛い。中国語の先生には「輸入が多く、輸出が少ない(进口多,出口少)」というジョークを習ったのを思い出します。上述の女性もトイレが見つけられなかったのかな……。

特におなかを壊しやすい旅行者にとって、トイレはまさに死活問題です。チャンスがあればなるべく立ち寄るのがセオリー。中でもおすすめはケンタッキーのトイレです。気軽に使えるのに抜群のきれいさを誇ります。トイレ掃除マニュアルがめちゃくちゃ充実していて、なんと15分に1度チェックすることになっているのだとか。「中国のオアシス」だと思います。



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息子たちに捨てられた80歳の母親が餓死=中国の発展が兄弟の絆を引き裂いた

80歳の高齢の女性が餓死した事件が注目を集めている。2009年4月9日、北京市通州区張家湾鎮張辛庄村で、80歳の女性・柴さんが自宅で死亡しているのが発見された。死因は餓死。世話を見る息子たちが仲違いをし、結局誰も面倒を見なくなってしまった。そのため柴さんは一人、自宅で孤独死した。死亡から10日以上が過ぎてようやく遺体が発見されたという。(2010年5月12日付レコードチャイナ「80歳の女性、自宅で餓死=苦労して育てた息子3人に実質遺棄され―北京市」)。

2010年5月13日、新華報業網は「80歳の餓死は社会の良心を痛めた」を掲載した。中国には「老後に備えて子どもを育てる」という古い伝統がある。実際、他に方法があるだろうかと問いかけ、政府は親を見捨てた子どもの法的責任を追及するだけではなく、老人を支援する役割を担わなければならないと主張した。

新華報業網の記事は「老人福祉の欠如」という社会問題をこの事件から読み取っている。しかし事件から透けて見える社会問題はこれだけではない。発展する中国の「拝金主義」「不動産価格の高騰」が兄弟の絆を引き裂いた。11日付法制晩報は柴さんの息子たちのいさかいの経緯を詳しく伝えている。

柴さんが住む家は1963年に夫の程さんが建てたもの。そして1982年、程さんは5人の息子と「兄弟が一部屋ずつ家の権利を有する。合計の価格は500元。この金額を他の兄弟に支払った時点で、家の所有権は五男・程一禾に帰する。また両親が病気した場合には兄弟は交代で面倒を見ること」との協議書を交わした。自分の死後、財産争いが起きることを恐れたためだった。

しかし2007年、一禾がアルコール中毒で死んだことがすべてを変えてしまった。もともと農村だった張家湾鎮だが、開発が進み地価は高騰。柴さんの家の価格も飛ぶような勢いで上がっていった。また柴さんは月に600元(約8140円)あまりの年金を受け取っていたが、老人一人が暮らすには十分なほどで、蓄えもあるほどだった。兄弟は交代で母親の世話をしたが、家の権利と蓄えをめぐりいさかいは絶えなかった。

「母は鳥のエサを食べさせられていた。」四男の程一石が世話を担当している時期に母を見舞った三男・程一平はそう言いふらした。自分の番でも同じように邪魔されるに違いないと思った長男の程一民は、家の扉に鍵をかけ、自分以外誰も入れないようにしたという。

2008年末、兄弟のいさかいは暴力沙汰となった。次男・程一田に激しく殴られた一民は病院に運ばれるほどの大怪我を負った。そのため2009年最初の当番は一民ではなく、一田が担当することとなった。3月まで世話を見た一田だが、4月からは一平が世話を見るべきと考えた。一方、一平は自分の担当は7月からと主張。二人の考えがすれちがったため、誰も面倒を見ることなく、80歳の母親は孤独に餓死した。

兄弟5人が育った家。本来ならば子どもたちの絆の象徴だったはずだ。しかし不動産バブルによる大金は、逆に兄弟のいさかいのタネになった。程一民は言う。「家のために兄弟がこんなことになってしまうなんて。今になってもよくわからない」、と。だが一方では「母の死の責任は、自分には全くありません」とも話している。金に目がくらんだ息子たち。母の悲惨な死も自らの過ちに気づくきっかけとはならなかった。

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格差社会化で自暴自棄になる人々=中産層を悩ます治安悪化―中国

「格差社会」という言葉は、もはや流行りとは言えないほどに定着した感があります。今後もこの傾向は続くでしょうから、当たり前となってしまえば取り立てて使われなくなる言葉かもしれません。日本だと「格差があるのはかわいそう」とか「きっつい」とか程度でしか捉えられていないようにも思いますが、「格差社会」先進国である中国では、もはや治安や国家維持に関わる重大な社会問題となっています。

8日、江西省吉安市で母親・妻・子ども・隣人など8人を殺害する事件が起きた。犯人の周葉忠(ジョウ・イエジョン)は逃亡の末、警察に逮捕された。取り調べを続けているが、動機はまだ明らかにされていない。

中国では最近、幼稚園、小学校の襲撃事件など凶悪犯罪が相次いでいる。事件に共通しているのは、被害を受けたのは犯人の身近な人や罪のない子どもたちであること。なぜ現在の中国のような「経済大国」でこのような事件が頻発するのか。

中国社会学研究会会長の胡星斗(フー・シンドウ)北京理工大学経済学教授は、貧富の格差が悪化し階級対立が激化していると分析した。既得権益層がさまざまな手段を通じて一般市民から搾取し、被害を受けた弱者がさらに弱いものに暴力を振るう。強者が弱者を虐げる負の連鎖になっているという。
独占国有企業職員の高過ぎる給与=進展する格差社会化は社会不安の要因に―中国



最近、幼稚園・小学校の襲撃などが相次いでクローズアップされた感がありますが、「仇富」(金持ち憎悪)という言葉が頻繁に報じられるようになるなど、中国の階級対立と暴力事件の多発は深刻です。高い塀で囲まれ警備員を配備したゲーテッドコミュニティは中国でも一般的なものですし、武術学校の卒業生の就職先として金持ちのボディーガードという職は一般的になっているそうです。(参考:武芸十八般に通じた「女性ボディガード」が引く手数多に―中国

自暴自棄になった人による傷害事件はもちろん、冷静に「稼ごう」と金持ちを狙った犯罪も増えていくでしょう。大企業の経営者など本当の金持ちは自衛できるのでしょうが、問題は一般公務員や企業の中間管理職といった中産階層ではないでしょうか。

貧乏人と比べればお金はあるが、しかしゲーテッドコミュニティに住んだりボディーガードを雇ったりするほどの金はない。子どもを警備がしっかりした幼稚園・学校にも入れられない。子どもの送り迎えをする時間もない。そういった人々は「格差社会化」による治安悪化の影響をもろにかぶることになるのでしょう。

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中国南部に豪雨襲来、ダム5000基が「危険」な状態に

翻訳していて「まじかよ!」と思った記事がこちら。

5月に入ってから中国南部を豪雨が襲った。被災者数は湖南省で169万人、重慶市で137万人、広東省で87万人、江西省で26万人と400万人を超えた。避難者も25万人を数え、67人が死亡した。各地で家屋の倒壊などの被害が相次いでいるほか、湖南省では5000基ものダムが危機にさらされているという。
雨季早まり、豪雨相次ぐ=400万人被災、67人死亡、ダム5000基に危機―中国



「5000基ものダムが危機って数字を間違えていない?」と目を疑いました。他紙の報道でも5000基という数字が出ているので、多分間違いないのでしょう。中国、特に北部は水不足が深刻で、河川のあちこちにやたらめったらダムを造っています。しかし比較的水が豊富な湖南省にこれほどのダムがあるとは知りませんでした。

ダムといえば、こんな記事も。

中国・湖南省〓州市安仁県にある中秋田ダムの一部が5日未明に決壊した。同ダムは土を積み上げるアースダムとよばれる古い方式のダムで、老朽化が指摘されたため、現地政府は 2009年9月から補修工事に着手。工事が終了して3日目に決壊した。チャイナネットが報じた。(〓は「林」におおざと)
(…)同ダムは1965年に建設された。貯水量は140万立方メートル。老朽化が指摘されたため、地元政府は225万元(約3040万円)を投じて09年9月に補修工事を開始。工事が完了し、作業員らが引き上げたのは5月2日だった。
補修後3日目にダム決壊、工事費3000万円は何だった?―中国



修理後3日で壊れたというのはお笑いですが、危険な5000基のダムとはおそらくこの記事と同じような老朽化した旧式ダムなんでしょう。ラジオ番組「央広新聞」は10日、この事件に関する続報を放送しましたが、司会者の質問に記者は「湖南省のダムの洪水に対する基礎的な安全性は低く、弱い個所も少なくありません」と答えています。

それにしても湖南省なんて数年に一度のハイペースで、「100年に一度の大水害」「50年に一度の大水害」が襲ってきている印象があるのですが、こんなおんぼろダムが今までよくもったなと不思議でなりません。


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