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万博ソング盗作も納得!歌っていたのはあの疑惑の企業の経営者だった!

上海万博ソングのパクリ問題。結局、中国本土メディアはほとんど報じていない。転載記事が少しあるので完全沈黙というわけではないが、ほぼ黙殺状態だ。上海万博のオフィシャルサイトにも記載はなし。シンガポール華字紙の連合早報は「許諾が取れたので、放送もまもなく再開される」と報じているが、疑わしいように思う。

20日付日刊スポーツによると、中国から岡本真夜所属事務所への接触は14日とかなり早い段階であったもよう。とりあえず許諾を取って訴えられるような恥は避けたということだろうか。だとすれば、「公式ソングに採用」というより、訴えられないようにしてお蔵入りというのが実情に近いのではと邪推している。

・上海万博PRソング「2010年はあなたを待っている」 プロモーションビデオ


さて、このPVの1分35秒あたりに、歌がド下手なおっさんが登場している。ZARDと長嶋茂雄の夢のコラボ「果てしない夢を」を思い出せる歌唱力だったり。このおっさんが中国大手スポーツメーカー・李寧(リーニン)の経営者である李寧氏。北京五輪聖火リレーの最終ランナーとして、五輪会場の空を飛ぶ姿を覚えている人もいるのではないだろうか。

李寧

ロス五輪で金メダル3個を含むメダル6個を獲得した中国の英雄。そして、引退後に創業した会社はナイキ、アディダスに続く中国第3位のスポーツメーカーになるなど、チャイニーズドリームの体現者でもある。テロップにあるように「万博健康大使」という肩書きでPVに登場したようだ。

ただ、パクリ騒動の万博ソングに李寧が登場していると思わず笑ってしまう。それというのも、李寧はパクリ騒動という意味ではいろいろと有名な会社だからだ。

まずは有名な会社のロゴ問題。

・上がナイキ、下が李寧のロゴ。
李寧

李寧

ナイキの羽のマークと横棒がグニューっと伸びた李寧のLのマークがなぜかそっくりという奇跡。

それ以上の奇跡がキャッチコピー。アディダスには有名な「Impossible is Nothing」(不可能なことは何もない)というキャッチコピーがあるが、これに対抗して李寧が打ち出したのがなんと「anything is possible」(全ては可能だ)というもの。中学生でも思いつきそうな発想がすごい。

もう今はないかもしれないが、以前は北京市の繁華街・王府井に大きな李寧の看板があり、ナイキに似たロゴとアディダスに似たロゴが堂々と同居しているという何とも不思議な光景があった。万博ソングに続いて、マスコットキャラの盗作疑惑も浮上。デイリースポーツには「岡本真夜の曲そっくりだ!上海万パク!?」と秀逸なタイトルをつけられてしまう始末。秋まで続く万博だけにまだまだいろんな騒動が起こることは間違いないだろう。



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