<サッカー>チーム消滅の危機?給与未払いで選手が練習ボイコット
2009年9月11日、ESPNSTAR中国語サイトは、中国スーパーリーグ所属クラブ・深センの「練習ボイコット問題」が解決したと報じた。
・9月5日、杭州緑城対深センのダイジェスト。2対1で深センが勝利した。
10日、深センのキャプテン・袁琳選手は未払いだった7月分、8月分の給与を支払うようクラブに申し入れた。クラブ側は給与支払いには同意したものの、8月分と9月分については支払いを2回に分割して欲しいと主張した。しかし選手らはリーグ戦が終了すれば給与は支払われないかも知れないと恐れ、複数の主力選手が同日午後の練習をボイコットしたという。
なぜ深センの経営はここまで追い込まれたのか。万宏偉理事長によると、今年のスポンサー収入はユニフォーム背中広告のノキアのみで収入は100万元(約1330万円)程度。一方、支出は1000万元(約1億3300万円)と10倍もの開きがある。深センは例年1000万元程度のスポンサー収入を得ていたが、今年は金融危機の影響が響いたという。
11日、クラブ側は数十万元もの現金を用意し、給与を支払った。選手らもボイコットを撤回、週末のリーグ戦に向けて練習を再開したという。現在、深センは16チーム中15位と降格圏内。ただし14位との勝ち点差は4、残る8試合で十分逆転可能な数字となっている。
経済危機のチームが降格となれば、チーム消滅の危険もあるだけになんとか踏みとどまって欲しいところ。中国スーパーリーグでは昨年、武漢光谷が乱闘を起こした李瑋峰選手への出場停止処分を不服としてリーグを脱退、チームが消滅するという大事件が起きている。

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・9月5日、杭州緑城対深センのダイジェスト。2対1で深センが勝利した。
10日、深センのキャプテン・袁琳選手は未払いだった7月分、8月分の給与を支払うようクラブに申し入れた。クラブ側は給与支払いには同意したものの、8月分と9月分については支払いを2回に分割して欲しいと主張した。しかし選手らはリーグ戦が終了すれば給与は支払われないかも知れないと恐れ、複数の主力選手が同日午後の練習をボイコットしたという。
なぜ深センの経営はここまで追い込まれたのか。万宏偉理事長によると、今年のスポンサー収入はユニフォーム背中広告のノキアのみで収入は100万元(約1330万円)程度。一方、支出は1000万元(約1億3300万円)と10倍もの開きがある。深センは例年1000万元程度のスポンサー収入を得ていたが、今年は金融危機の影響が響いたという。
11日、クラブ側は数十万元もの現金を用意し、給与を支払った。選手らもボイコットを撤回、週末のリーグ戦に向けて練習を再開したという。現在、深センは16チーム中15位と降格圏内。ただし14位との勝ち点差は4、残る8試合で十分逆転可能な数字となっている。
経済危機のチームが降格となれば、チーム消滅の危険もあるだけになんとか踏みとどまって欲しいところ。中国スーパーリーグでは昨年、武漢光谷が乱闘を起こした李瑋峰選手への出場停止処分を不服としてリーグを脱退、チームが消滅するという大事件が起きている。


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