中国代表は“弱さ”を認めろ=タイが初の王座に―女子バレーアジア選手権
2009年9月13日、ベトナム・ハノイで第15回女子バレー・アジア選手権決勝戦が開催されました。決勝のカードは王座奪回を狙う中国とダークホース・タイ。中国の圧倒的優位という下馬評をくつがえし、セットカウント3対1でタイが初の王座につきました。
中国にとって女子バレーといえば、卓球、バドミントンと並ぶお家芸。アジア選手権では第4回大会から第13回大会まで10連覇という前人未踏の記録を打ち立てています。前回大会は日本に王座を奪われただけに今大会は王座奪回が至上命題でした。
一方、決して強豪とはいえないタイですが、14日付新華社によると、2年前から代表選手を欧州クラブに所属させて強化に努めてきたとのこと。今では主力選手中7人がトルコ、スイスのクラブでプレーしています。準決勝ではワールドグランプリと同じフルメンバーをそろえた日本を3対1で下すなどその成長は明らか。決勝でも平均身長で10センチも高い中国を翻弄、見事にアジア選手権を制しました。
さて一方の中国代表、本ブログ6月22日付エントリーでも取り上げましたが、今年3月に就任した蔡斌監督は厳しい批判にさらされています。世代交代の時期とあって仕方のない部分も多いのですが、最強中国に慣れている国民の目は厳しいといったところでしょうか。
大型化をすすめるあまり、中国の特色であるテクニックが失われた――との論評も目にしましたが、日本女子バレー凋落の時にも全く同じ分析を目にしたような。。。一回、「もう最強中国じゃない」という現実を選手、メディア、そしてファンも認識するところから再出発しないと、もっとできるはずという幻影に悩まされ続けて、ただただ苦しい日々を送ってしまうような気がします。

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中国にとって女子バレーといえば、卓球、バドミントンと並ぶお家芸。アジア選手権では第4回大会から第13回大会まで10連覇という前人未踏の記録を打ち立てています。前回大会は日本に王座を奪われただけに今大会は王座奪回が至上命題でした。
一方、決して強豪とはいえないタイですが、14日付新華社によると、2年前から代表選手を欧州クラブに所属させて強化に努めてきたとのこと。今では主力選手中7人がトルコ、スイスのクラブでプレーしています。準決勝ではワールドグランプリと同じフルメンバーをそろえた日本を3対1で下すなどその成長は明らか。決勝でも平均身長で10センチも高い中国を翻弄、見事にアジア選手権を制しました。
さて一方の中国代表、本ブログ6月22日付エントリーでも取り上げましたが、今年3月に就任した蔡斌監督は厳しい批判にさらされています。世代交代の時期とあって仕方のない部分も多いのですが、最強中国に慣れている国民の目は厳しいといったところでしょうか。
大型化をすすめるあまり、中国の特色であるテクニックが失われた――との論評も目にしましたが、日本女子バレー凋落の時にも全く同じ分析を目にしたような。。。一回、「もう最強中国じゃない」という現実を選手、メディア、そしてファンも認識するところから再出発しないと、もっとできるはずという幻影に悩まされ続けて、ただただ苦しい日々を送ってしまうような気がします。


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