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やっぱり怖い!アウェイの中国戦―サッカーACL

 5月5日、6日はACLグループリーグ第5節が開催されました。鹿島対水原三星、山東魯能対大阪と2試合も見てしまいましたが、代表戦とはまた少し違う緊張感がありますね。

 さてついに中国でのアウェイ戦とのことで気になるのはラフプレーとサポーターの問題。憲剛、天津トレーナーに蹴られた!川崎、AFCに報告へ…スポーツ報知によると、「川崎は天津のラフプレーなどに苦しみ、後半39分にはMF中村憲剛(28)が天津トレーナーに蹴られるなど試合は大荒れ」「スタジアムは一気に反日感情むき出しに。「日本鬼子(リーベングイズ=くそ日本人)」を大合唱し、ライターも投げつけた」とのことです。




 山東の試合ではサポーターのブーイングはすごかったのですが、言葉までは聞き取れませんでした。アジアカップの時は「傻逼(シャービー)」という罵り言葉がはっきりと聞き取れたので、収録スタッフが工夫したのかもしれません。山東の選手も危険なタックルやシミュレーションを連発するなどお世辞にもフェアプレーとはほど遠いようすでした。
 テレビ中継で紹介されたところでは、ACLの中国開催試合で日本クラブは勝利したことがないとのこと。6日の大阪が初めての勝利となりました。厳しすぎるアウェイも勘弁して欲しいとは思いながらも、奇妙にスリリングではあります。
 さて、 出場4チーム全てが決勝トーナメント進出を決めたJリーグ勢に比べ、中国勢はぼろぼろ。天津泰達は川崎フロンターレに勝利しましたが、すでに敗退が確定。北京国安も敗退。上海申花はシンガポールのアームド・フォーシーズに引き分けとなりこちらも敗退が濃厚。唯一、山東魯能だけが決勝トーナメント進出が期待できそうな状況です。

 広州日報は亚冠改制欲速不达(急ぎすぎて失敗したACL改革)との記事を掲載、Jリーグの4クラブとサウジアラビアの4クラブが決勝トーナメント進出を順当に決めているものの、その他の国のクラブには国内リーグとACLを同時に戦う戦力がなかったと指摘しています。

 確かに中国クラブは自国リーグで山東が3位、天津が5位、上海が7位、北京が8位と軒並み苦戦中。KリーグもFCソウルが3位、蔚山現代が7位、浦項が9位、水原三星が13位と低迷しています。

 UAEリーグのシャルジャにいたっては、降格危機回避のためにACLの残る2試合を放棄するとのニュースも伝えられています。一方のJリーグはというと、鹿島が2位、名古屋が3位、大阪が4位、川崎が9位と川崎をのぞいてリーグ戦でも結果を出しています。

 広州日報は「ヨーロッパ・チャンピオンズリーグをまねて拡大するのは急いでも失敗すると指摘、必要なのは無理な拡大ではなく、質を確保するための縮小だと提言しています。ただACL開幕前には「国のために栄光を競え」などと盛り上げていただけにちょっと惨敗しただけでこの落ち込み方はどうなんだとも思うところ。Jリーグクラブも数年前まではACLとリーグ戦の両立に苦しんでいただけに、中国クラブも頑張ってノウハウをつかんで欲しいと思います。


 

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