<日中GDP逆転>中国成功の秘密と未来の不安―謝国忠論文(1)
米モルガン・スタンレーのアジア担当エコノミストを務めた謝国忠(アンディ・シエ)の記事「『世界2位』の味わい」(2010年8月30日付財新網)が面白いっ。結構長いので、3回に分けてご紹介。
第一回は「中国の競争的優位」について。いち早くインターネット整備を決めた中国政府の先見の明。他の途上国と比べても圧倒的にスピーディーなインフラ建設(いや、つまり土地の強制収用など政府の権力が強いということですが)。給与増に伴う産業国外移転の見通しなど、かなり勉強になりました。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
2010年第2四半期、中国のGDPは日本を超えた。海外メディアが里程標的な事件として注目する一方、中国メディアはさほど注目していない。中国世論は自然災害や環境問題、不動産バブルに注目しており、GDPの数字上の変化をさほど気にかけてはいない。また、GDPで2位になったものの、一人当たりGDPではなお日本の10分の1以下に過ぎない。
とはいえ、これを機に中国が歩んできた道を振り返り、将来のリスクを分析してみるべきだろう。今、克服しうる課題を研究しさえすれば、中国は今後10年にわたり、さらなる成長が可能となるだろう。
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第一回は「中国の競争的優位」について。いち早くインターネット整備を決めた中国政府の先見の明。他の途上国と比べても圧倒的にスピーディーなインフラ建設(いや、つまり土地の強制収用など政府の権力が強いということですが)。給与増に伴う産業国外移転の見通しなど、かなり勉強になりました。
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2010年第2四半期、中国のGDPは日本を超えた。海外メディアが里程標的な事件として注目する一方、中国メディアはさほど注目していない。中国世論は自然災害や環境問題、不動産バブルに注目しており、GDPの数字上の変化をさほど気にかけてはいない。また、GDPで2位になったものの、一人当たりGDPではなお日本の10分の1以下に過ぎない。
とはいえ、これを機に中国が歩んできた道を振り返り、将来のリスクを分析してみるべきだろう。今、克服しうる課題を研究しさえすれば、中国は今後10年にわたり、さらなる成長が可能となるだろう。
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