ありえない?!地震もないのにマンションが突如倒壊―上海市


昨年の四川大地震では多くの小学校が倒壊しました。原因と見られているのが「おから工程」と呼ばれる手抜き工事。ほとんど鉄筋が使われていない建築物もあったという地震国・日本に住んでいる身には信じられないような情報もありました。
ところが本日、上海市で発生した事故はある意味四川大地震以上に恐ろしいもの。地震など何の災害もなかったにもかかわらず、建設中のマンションが倒壊しました。原因については今後の究明が待たれますが、もし手抜き工事だと発覚した場合には他のマンションの安全性などきわめて大きな問題に発展する可能性もあります。以下は事故を伝えるニュースをまとめたもの。
2009年6月27日、上海市閔行区で建設中の13階建てマンションが突然倒壊、作業員1人が死亡した。
倒壊したマンションは閔行区の「蓮花河畔景苑」。付近の住民によると、早朝6時ごろ雷のような大きな音がしたという。外に出ると雨のなか、大きな土煙が上っているのが見えたと話している。
蓮花河畔景苑では前日26日にも長さ83メートルもの洪水対策用の壁が倒壊する事故が起きている。壁を管理する水務部門はマンション工事現場から掘り出された土砂が原因との見方を示したが、施行会社は否定した。同地には同型のマンション7棟があり、現在住民は避難している。
・事故を伝えるニュース


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