<サッカー>世界107位の中国代表、132位のボツワナ代表に4対1と圧勝
2009年9月30日、内モンゴル自治区フフホト市でサッカー・中国代表対ボツワナ代表の試合が行われました。翌日に建国60周年の国慶節(建国記念日)をひかえての一戦、無様な姿は見せられないと奮起した中国代表が4対1と勝利しました。
9月30日付レコードチャイナ「「中国サッカーのレベルはどん底に」=スポーツ官僚トップが厳しく批判―中国」によると、中国国家体育総局の劉鵬(リウ・ポン)局長が直々に「中国サッカーのレベルはどん底にまで落ち込んだ。国民は大変不満に思っている」と批判したとのこと。中国サッカー協会はトップがすげ替えられたばかりですが、こうなると現トップの南勇副会長もうかうかしていられません。遠くフフホトで出向いて選手らを激励したそうです。
そのかいもあってか、中国代表は4対1の快勝。270分間続いた無得点記録が途絶えたとあって、選手らもそしてメディアも大喜び。ただし相手のボツワナ代表はFIFAランキング132位、ワールドカップもアフリカ1次予選で敗退しているチームです。FIFAランキング107位の中国にとってはちょうどいい相手なのかもしれませんが、完封勝利を収められなかったことを疑問視する声もあがっています。
中国代表の次の試合は11月14日、アウェー・レバノンでアジアカップ予選を戦います。高洪波監督になって初の公式戦。レバノンはFIFAランキング150位とボツワナ代表よりさらに格下ですが、アウェーでは格別の弱さを見せる中国代表だけに負けても不思議はないような気も。今回の勝利をきっかけに上昇基調に乗ることができるのか、注目です。


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