「殺人ダニ」で18人死亡=初の症例は昨年確認も情報公開されず―中国・河南省

DSC09641 British Spiders - Ticks Mites "False Scorpions" / Mick E. Talbot
※イメージです。
河南省信陽市商城県では今夏に入り、ダニに咬まれた後発病、死亡する例が多発している。2010年9月8日、河南省衛生庁は昨年5月に初の症例が確認されており、同日までに557人が発病、うち18人が死亡したと発表した。大河網が伝えた。
問題の病気は、ダニに咬まれた1~2週間後に40度以上もの高熱となり、血小板と白血球が急激に減少するという症状を示す。発症は5~8月に集中。40~70歳の患者が多いという。今年5月、中国疾病予防対策センターは、この病気を「血小板減少を伴う発熱総合症」と命名している。
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