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奇形動物、次々発見の裏側とは?先天的障害を持つ赤ちゃんの数が急増

2009年9月13日付レコードチャイナ「ヘビなのに脚が生え、そこには爪も!専門家「非常に珍しい」―四川省遂寧市」、見た瞬間に「おお、ワイバーンだ」とファンタジー好きの血が騒ぎました。

奇形動物


なぜでしょうか、中国メディアにはこうした奇形動物の報道が多いようです。

悲惨…世にも奇妙な奇形のブタ誕生、しかも「食べちゃった」って?!―重慶市」(レコードチャイナ)
奇形動物

調理寸前、6本脚で命拾いしたウシガエル―福建省泉州市」(レコードチャイナ)
奇形動物

7本足の食用ガエルに冷や汗!調理師も悲鳴―湖南省株洲市」(レコードチャイナ)
奇形動物

江西九江驚現我国首条双頭眼鏡蛇」(人民図片網)
奇形動物

日本だと奇形動物が多いと人間にもやばいことが起きているのではと連想が働き、ぞっとする人が多いのですが、中国の奇形動物報道は「珍しいもの見つけた!」的なものばかり、これが国民性の違いというやつでしょうか。

連想は働かないにせよ、子どもの問題は非常に深刻化しています。9月11日付財経網は、中国の各地域で肢体の不自由な子どもが生まれてくる比率が急増していると報じました。例えば北京市では先天的に障害を持つ子供の数は1997年には1万人当たり90.78人だったのが、2008年には170.82人と倍増に近い数値となっています。他地域の最新調査結果では、広東省が240人、浙江省が208人、江西省が151人、湖南省が166人となっており、いずれも近年急速に増加しているそうです。確認されている障害は多い順に先天的心臓病、指の障害、口蓋裂、神経管障害となっています。

中国の数値が多いのか少ないのかが気になるところ。というわけで日本のデータと比較します。横浜市立大学先天異常モニタリングセンターの調査では2006年の先天異常出産頻度は1.8%、1万人あたり180人ということですので、意外にも日本とあまり変わらないという結果になります。

ちなみに財経網によると、先天的な障害の増加は環境問題というよりも医療技術発展により発見される確率が高くなったことが主要因、だそうです。中国の環境問題の深刻さから考えると、ほかに理由があるんじゃないのとも疑いたくなりますが、そのあたりの因果関係はまだデータとしてははっきりしていないのかもしれません。ただ気づいた時には手遅れだったとならないようにしてもらいたいものです。


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