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炭鉱で鍛えた強靱なボディ!「ミャオの拳王」熊朝忠選手が内藤大助選手に挑戦

 5月26日、上海市でWBC世界フライ級タイトルマッチ、内藤大助選手対熊朝忠選手の試合が行われます。偉大なチャンピオン・ポンサクレックを破り世界王者として一躍スターダムにのし上がった内藤選手。対するはほとんど情報がない中国の未知の強豪。「(155センチという低身長に)打つところがない」とか、「(高地で育ったため)体力は驚異的。長引けば危ないため早期決着狙う」といった情報が伝えられています。もちろんアウェー・上海開催というのも内藤選手にとっては不安要素でしょう。

 中国??拳?第一人出炉 ?山拉煤?得好身板(中国プロボクシングの第一人者が出撃、炭鉱で鍛えた見事なボディ)では、「未知の強豪」熊朝忠選手の経歴が紹介されています。

 熊選手は1982年、雲南省出身の26歳。少数民族・ミャオ族の生まれです。貧しい家庭に生まれた熊選手はなかなか仕事を見つけることができず、炭鉱で石炭を運ぶ仕事についていたとのこと。そのため155センチの小さな体にもかかわらず、見るものを驚かせるような筋肉の塊へと成長したそうです。

 3年前から昆明でボクシングを学びはじめ、2008年にはWBCアジア王座のベルトを獲得しています。戦績は12勝(8KO)1敗1分。「小タイソン」「ミャオの拳王」との異名をとるそうです。現在、熊選手は世界14位にランク。3大団体(WBC、WBA、IBF)の世界戦に中国人が参加するのは初めてとのこと。

 中国の動画サイトでは熊選手がベルトを獲得した試合の映像(上の動画は大会の説明、下の動画は熊選手の試合)を見ることができます。1R末にワンパンチでKO勝利を納めています。

 とはいえ映像を見る限り内藤選手との実力差は圧倒的。そもそも無理なマッチメークという気もしますが、中国の巨大市場開拓を狙う世界ボクシング評議会(WBC)が試合を持ちかけたと伝えられています。もっとも内藤選手もランク1位との指名試合を回避することで防衛記録を伸ばす絶好のチャンスであり、悪い条件ではないのかもしれません。

 ただし油断は禁物。熊選手と同じ大会で夏玉欽選手と日本の畠野幸雄選手と対戦、ダウンを奪われ大流血したにもかかわらず、「大波乱」の判定勝利を納めています。日本人との対戦ということで会場もヒートアップするでしょうし、何が起こるかわからないという意味でも大注目の一戦です。

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