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内藤大助対熊朝忠戦:中国での対戦ならば結果は逆だった―中国紙

 5月26日、 WBCフライ級タイトルマッチ・内藤大助VS熊朝忠の試合が行われました。熊選手はダウンを取るなど戦前の予想を覆す大健闘を見せました。本エントリーでは同試合に関する中国の報道をご紹介します。

 熊選手の健闘、さらには第3Rでラウンドが終了したと勘違いしコーナーに戻る熊選手に内藤選手が一撃を加えるというアクシデントもあったっため、中国メディアは盛り上がるのではないかと考えていたのですが、たいした量の記事はでていませんでした。「残念でした」と簡単にまとめている記事がほとんど。1つ気になったのは内藤選手の出血に関して。バッティングということが触れられていないようです。

 さて、そのなかで少し気になったのが中国網の記事「WBC世界戦:中国人挑戦者は日本人チャンピオンからダウンを奪うも敗北」と体壇網の「相手は倒すも暗黙の了解に破れる ベルトを逃し悔しがる熊朝忠」。

 両紙は「中国での試合だったならば勝っていた」、日本での試合では審判が日本人選手に肩入れするという「暗黙のルール」に敗れたと主張しています。その「暗黙のルール」の実例としてあげられているのが元WBA世界スーパーフライ級王者・鬼塚勝也選手。5度の防衛を達成した鬼塚選手ですが、僅差の判定勝ちが多く日本でも疑惑の判定とささやかれていました。1993年の林在新選手との対戦では2対1と審判の票が割れましたが、鬼塚選手を支持した審判2人はいずれも日本人であったため、物議をかもしました。1994年の李承九選手との試合もダウンを奪われながらの判定勝利。李承九選手は試合後、「日本でベルトを取ろうと思うならKOじゃなきゃ無理」と発言しています。その言葉通り、1994年に李炯哲選手との試合で鬼塚選手はKO負け、ベルトを失うことになります。

 鬼塚選手に関するエピソードは日本のボクシングファンにはかなり有名な話でしょうが、よくもまあ拾ってこれたものと感心するばかり。ただし今回の試合は公開採点制度(4Rと8Rの終了時に採点の途中経過を公開)が採用されていたこと、ダメージはともかくパンチの的確なヒット数では内藤選手が圧倒的に上回っていたことなど不可思議な判定ではなかったように見えましたが。。。次戦、指名試合を義務づけられた内藤選手は、あのポンサクレック選手との再戦になります。批判を払拭するような好試合を期待しています。

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