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中国はいつも負けない!=検閲ソフト撤回問題に見る「正しい政治家的話し方」

2009·年8月13日、中国工業情報化部の李剛中部長はテレビ記者会見に出席し、話題となった検閲ソフト「緑[土覇]-花季護航」(英語名は「グリーンダム-ユースエスコート」)は一般販売のPCには強制インストールされないことを明かしました。

レコードチャイナの記事
グリーンダムに関する本ブログのエントリー

レコードチャイナの記事には「実質断念」とありますが、いやいや李部長の発言内容はもっとおもむきのあるもの。「これぞ中国流の政治だ!」というのをしっかりと見せてくれます。

工業情報化部のテキスト実況)から発言内容を見ると、
「青少年を守るためにフィルタリングソフトを配るというのが趣旨。インストールされていても使うかどうかは保護者の選択だし。おいらたちの文書が誤解を与えたかもしれないけど、最初から強制じゃないから!」(超意訳)というもの。

「実質断念」という言葉は客観的な見方ですが、中国当局の公式見解では「最初から強制じゃなかった。みんなに批判されて撤回したわけじゃない。おいらたちは負けてない!」ということになるわけです。

ここまできっぱりと開き直られるとちょっとすがすがしいぐらいではないでしょうか。

とはいえ、学校やネットカフェでの使用は続ける(これは多分強制)とのこと。現在、ソフトウェアの改良を続けているとのことですが、言論の自由以前に問題だったセキュリティホールの解消はできたのか気になります。無償ダウンロードも続行されるでしょうし。グリーンダムをインストールされた無数のPC群が操られサイバー攻撃をかける、そんな日が来るのは勘弁してほしいのですが。。。


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